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全国の景気が回復してきたと言われる中で、なぜ北海道は依然として冷え込んでいるのでしょうか。それは産業構造に問題があるからです。道内ではすぐれた原材料がつくられているのに、それがそのまま本州に移出され向こうで加工され高い付加価値をつけて売られているという現実があります。まるで昔の植民地経済を見るようです。これでは道民の犠牲の上に、本州の景気回復が成り立つようなものです。
道内で高い付加価値のついた製品をつくり、本州を相手に商売をするくらいの気概が必要です。
また、観光産業も景気回復の特効薬と言われています。

そのためには次の各点が重要です。
・加工産業の育成と支援
・道内の優れた技術を集約して全国にアピール
・道民の知恵を汲み取れる制度の確立
・恵まれた自然環境を活かした観光産業の育成

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