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1995年4月、はじめて道議会議員選挙に立候補したときの「第一声」を録音したものが出てきた。間違いなく、私の初心だ。
そのうち写真も見つけて、アップしたい。
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星野高志です。
今日は早朝から、こんなにもたくさんの皆さんにお集まり頂きまして、本当にありがさうございます。
いよいよ闘いが始まります。新人である私にとって、今日の第一声は文字通り生涯で初めての第一声であります。
私は立候補を決意した昨年の秋以降、地域をまわりながら多くのことを感じてきました。その一つに、笠島保道議会議員の存在感の大きさがあります。地域のすみずみから、笠島さんに親しみを込めた賛歌が送られているからであります。
大先輩の後継者として闘いに臨むことに、深い緊張と、重い責任を感じます。
しかし闘いの火蓋が切られた以上、負けるわけにはいきません。皆さんの期待を裏切るわけにはいきません。
もてる力のすべてを尽くして、勝利を勝ち取る覚悟です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、道議選に臨むにあたって、三つの決意を持っています。
決意の第一は、分かりやすい政治を実現することです。生活のために政治があるとすれば、それはもっともっと、私たちの身近なものであるべきです。
決意の第二は、〈地方の時代〉にふさわしい政治を実現することです。私たちの街のことは私たちが決める、このことを基本に頑張ります。
そして決意の第三は、道政と市政の連携による快適な街づくりを推進することです。私は、市職員時代に培った経験を踏まえ、両者を結ぶパイプ役になります。
こうした三つの決意のもとに、私は次のような街づくりを進めます。
東区の北東部に広がる調整区域に展開されつつある一大プロジェクト、つまり全長10キロ幅50メートルのグリーンベルト構想などは、緑豊かな北海道・環境都市札幌を象徴する一大事業と言えます。
計画実現のため、北海道も全面的にバックアップ出来るよう、全力をあげます。
伝統を持つ市街地は成熟段階に入っており、あらたなレベルアップが要請されています。いくつかの「生活都心」をつくるとすれば、東豊線各駅に公共施設を整備することを含め、商業振興を図らねばなりませりん。
すぐれた都市空間の創造という視点で、苗穂駅北側地区の再開発事業も促進する必要があるでしょう。
東区は、中小零細企業の多い区です。お父さんが社長さんでお母さんが専務さん、こんな会社もたくさんあります。低利の貸付制度を拡充したり、道内企業のレベルを正しく評価することをつうじた地元産業育成のため、バックアップいたします。
さらに高齢社会に向けた対応も必要です。行政からの押しつけにならないよう、地域の皆さんの具体的な要請にしっかり応えられる福祉政策の実現に力を尽くします。
北海道を変えよう、今度こそ新しい北海道を創ろうという道民のロマンが、12年前、横路孝弘北海道知事を誕生させました。
そして今、堀達也さんが横路道政を継承いたします。横路道政へのご支援とご声援を、今度は、堀達也さんに賜りますよう、私からもお願い申し上げます。
私は、圧倒的な支持の広がりのうちに二期目の市政をスタートさせようとしている桂信雄札幌市長としっかり連携しつつ、堀道政を地元東区で全力で支えていく道議会議員になるために、力の限りを、43歳、若さの限りを尽くして、今度の選挙戦を闘い抜きます。
21世紀へ。夢いっぱいの北海道をつくろうという皆さんの思いと、私の思いを一つにし、その夢を形に変えるために、路地という路地を回り尽くし、私は訴えて参ります。
変わらぬご声援を心からお願い申し上げ、第一声と致します。
ありがとうございました。
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