HOSHINOTAKASHI


2011年3月31日、街頭より訴える


生活の課題、その中心は、食の安全

  生活の課題を具体的に解決することが、政治の役割であり、議員の仕事だと、私は考えています。
  一口で「生活の課題」と言っても、快適な生活を送るためにはいろいろな問題があります。しかし中でも重要なのが「食の安全」です。「家族に安全なものを食べさせたい」というのは、台所をあずかる皆さん共通の願いです。
  放射能汚染されたほうれん草やブロッコリーが話題となっていますが、輸入食品の安全性についても、あいかわらず不安が広がっているのです。それぞれの国によって、農薬などの安全基準が異なることが、その原因です。
  我が国の食糧自給率が40%を切る中で、北海道は200%を保っています。この恵まれた環境を踏まえて、これからも食の安全問題に全力で取り組みます。


北海道の独自認証制度を充実

  道産食材を使用し、添加物なども国の基準を上まわるクオリティの高い食品を独自に認証する制度を北海道はもっています。この制度は、堀道政時代に、BSEの発生をきっかけに民主党が提案し、実現したものです。
  しかし、その品数はまだ少数であり、認知度も決して高いとは言えません。
  私は、先月の議会で知事に対し、「せっかくの制度が活かされていない。道民に広く周知するとともに、品数を増やす努力をすべきだ」と指摘しました。
  他県にはない制度です。さらに充実をさせ、道民の間に定着したものにするため働きます。


遺伝子組み換え作物の栽培規制を強化

  遺伝子組み換え食品の体への影響は、まだまだ解明されていないのが現実です。食品表示の徹底を進めるとともに、道内における栽培規制も強化しなければなりません。
  民間レベルの栽培についても、花粉が風に乗り近隣への影響が懸念されるため、しっかりチェックしなければなりません。引き続き監視と情報収集を進め、食の安全を守るため、取り組みを強化します。


道産食品の原産地表示を拡大

  JAS法に基づき、原産地表示が義務化されている品目があります。しかしその数は、限られているのが実態です。原産地は、スーパーなどで買い物をする際の大切な判断基準のひとつです。
  3月議会で私は、この点を知事にただしました。道としては、法で定められた品目以外にも道産食材について、自主的な表示をもとめるガイドラインをつくるとの答弁を引き出すことが出来ました。
  このことが徹底されるよう、引き続いての取り組みを強めて参ります。


HOSHINOTAKASHI