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建設常任委員会道内視察 2002.6/11-13 | ||
胆振地域、渡島地域の 建設行政にかかわる 施設や、工事状況を視察してくる。 一日づつ、追加の予定。 |
美々川の自然 2002/6/11 @ | 苫小牧市 | |
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「野鳥の宝庫」と呼ばれるウトナイ湖と、そこに流れ込む美々川は、流域開発によって、土砂が流れ込み、水位が下がってきている。 | |
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道では、国土交通省が平成14年度に創設した「河川自然再生事業」を活用して、河川環境の保全や復元を進めることになっている。 私の右は、永井道議。右端は小野寺道議。 |
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自然再生事業を進めるには、流域住民や関係NPOなどとの意見や要望を採りいれることが重要だ。 | |
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ラムサール条約の登録湿地帯であるウトナイ湖周辺には、数多くの植物が自生している。それらを保全するとともに、子どもたちへの環境教育の場として活用することが大切だ。 自然の中へ飛び込んでいく掛け橋、木道もつくられている。 |
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美々川は、地下水を源流とする全国でも珍しい河川だ。 こうしたものを、しっかり守っていこうというセンスが、求められている。 |
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苫小牧市意見交換会 2002/6/11 A | 苫小牧市 | |
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苫小牧市をはじめとする、1市6町で構成する「苫小牧地方開発期成会」からの要望会が、昼休みを活用して開かれた。 挨拶をする高橋委員長。 |
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期成会会長の鳥越苫小牧市長。 新千歳空港へのJR乗り入れ問題をはじめ、アイヌ民族の伝統的生活空間再生事業の早期着手、千歳川方水路計画中止後の地域振興策、道々の整備及び、河川改修など様々な課題が提起された。 |
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国も地方も厳しい財政事情にある。しかし、地域をあずかる市町村長さんたちが、そこに生活している市民が何を求めているかを一番わかっている。 切実な要望を、具体化するためにがんばりたい。 私の右は、佐野道議。 |
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街路事業調査 2002/6/11 B | 登別市 | |
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東洋一の湯量を誇る登別温泉。温泉街の中心を通る道は、唯一のアクセス道路だった。 全国からやってくる観光客は増大し、事故の危険性も増してきた。大型化する観光バスも渋滞の原因となることから、バイパスの建設が始まった。 |
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川が斜めにながれるなど、複雑な地形に、全長1100メートルの道路をつくりはじめた。 地獄谷の裏にある日和山は活火山のため、いざというときのための避難道路としての意義ももっている。 左は、随行の議会議事課・板谷主査。後ろは政策調査課の阿部主査。右は、室蘭土現の登別出生所・高花所長。 |
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右奥に見えるのは、かつて市営でつくつたバスターミナルだが、今は廃屋に。ほとんどの観光客が、「あれは何?」と聞く。解体するか、有効活用するか検討中だが、予算を伴うため、結論は出ていない。 私の右は、室蘭土現の安藤所長。 |
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建設システム工学調査 2002/6/11 C | 室蘭市 | |
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この項、準備中 | |
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北小金貝塚 2002/6/11 D | 伊達市 | |
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今回の視察はバラエティに富んでいる。国が指定している「史跡北貝塚公園」を見た。 伊達にあるこの施設は、「縄文人の精神文化を今に伝えたい」をコンセプトとしている。道内人類学発祥の地でもある。 復元された縦穴式住居の前で。 私の右から、胆振の角井副支庁長、山根道議、胆振支庁の斎藤経済部長。 |
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遠くに白く見えるのは、貝塚を復元したもの。 貝塚とは、古代人のゴミ捨て場と思いがちだが、そうではないらしい。同じ場所から人骨も発見されているのだ。「貝塚は、すべての生きものの墓地」と考えられていたらしい。アイヌ文化に通じるものもあり、生き物に対する接し方には、意味深いものを感じる。 |
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札幌の小学校修学旅行の予約だけで、今年はすでに六千人になるという。遺跡の偽造事件が起きる今日、本物はなんなのかということを子どもたちに伝えたいものだ。 石の道具がかたまって発見もされている。これは供養らしい。ものにたいする発想からも、循環型社会をめざそうという現代人が学ぶものは多い。 |
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西胆振要望会 2002/6/11 E | 伊達市 | |
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長い一日が終わり、ホテルに。しかしまだ日程は続く。室蘭市をはじめとする三市三町二村との意見交換会だ。期成会の会長・新宮室蘭市長からは、道路ネットワークの形成、災害に強い地域の形成を中心とした要望が出された。しっかり応援をしていきたい。 左は登別の上野市長、右は伊達の菊谷市長。 |
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要望会のあとの意見交換会で、隣り合わせた登別市議会議長の熊野正宏議員。登別の議会では、議場にパソコンを持ち込むことを可能とした。 その時代を先取りした取組みは、道議会でも参考にしなければならない。 では、また明日 |
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街路事業 2002/6/12 @ | 伊達市 | |
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地方都市は、その気候や歴史を踏まえた独自の街づくりを進めている。北の湘南と呼ばれる伊達市もそのひとつだ。JRの伊達紋別駅周辺は、商店街、飲食店街、住宅街が混在している。こうした地域の「回遊性」を高めるため、メイン通りを「浪漫街道」と位置付け、「花や香り、メロディ」をテーマとした整備が行われている。 左は、岡田道議。 |
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景観をそこなう電柱にも工夫が。地価埋設の他、それが不可能なところも、電柱を高くすることで、視界を確保している。 また、電柱を民地側に移設し、電線類の道路横断を整理しているなど、きめこまかい。 |
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伊達市では、このほかにも武士による開拓をイメージした「歴史街道」、北海道開拓をイメージした「フロンティア街道」、温暖な気候を生かした「北の湘南街道」などがある。 右から、室蘭土現の新名洞爺出張所所長、建設部総務課の大橋係長、同篠崎課長補佐。 |
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地元選出の中里道義も、衣料品店のオーナーとして、街並み形成に一役かっている。 | |
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有珠山の噴火から二年 2002/6/12 A | 虻田町 | |
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有珠山噴火から二年、その実態を見てきた。高いところで80メートルも隆起した道路は、今は廃道に。 右は、佐藤副委員長。 |
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火山灰の中からのぞく道路標識が、場違いのようで奇妙だ。映画「猿の惑星」が頭をよぎる。 | |
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今も噴煙があがる中、視察団全員で。 | |
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直撃された「わかさいも工場」は、噴火のすさまじさを語っている。 | |
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災害が起きたとき、不眠不休で対策に臨んだ虻田町長と。 | |
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いまは、かなりの昇り坂だが、噴火前はくだりだった。 これだけの噴火で、犠牲者がゼロだったことが救いである。 |
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対策としての砂防事業 2002/6/12 B | 虻田町 | |
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自然のすさまじいえねるぎーを実感した視察団は、引き続き、有珠山砂防事業を視察した。 |
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眼下の温泉街を、泥流から守るための堰堤工事が進められている。 | |
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噴火直後、立ち入り禁止区域内で、無人重機によって積み上げられた応急的な砂防ブロック。 | |
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この山からの泥流をとめなければ、大災害につながる。 井野道議。 |
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道央高速道調査 2002/6/12 C | 八雲町 | |
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13日の道新によると、知事は日高横断道の建設を中止する方向で検討に入ったようだ。この問題は私も、建設委員長とかねてから話をしてきた課題だけに、知事の姿勢を高く評価したい。 同時に、広大な面積を有する本道にとって、生活や産業の基盤となる道路ネットワークは、優先度を考慮しながら早期に構築されなければならない。函館までを貫く高速道路もその一つだ。 |
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あいにくの雨となったため、バスの中で説明をうける。右のパネルは八雲インターチェンジの完成予想図。 | |
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政府がすすめてきた「景気浮揚のための公共事業」という発想は、破綻した。 これからは、限られた財政の中で、何が必要かという議論をしっかり行いながら、事業展開することが重要だ。 その意味でも、今回の知事判断は、時代にかなっている。 |
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帰札 2002/6/13 | 一人で | |
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昨夜の宿は、南茅部町。このまち一つで、留萌管内全体に匹敵する漁獲量をほこるというからすごい。 委員会は、今日も函館未来大学をはじめ、視察を続けるが、私は所用のため、一番の飛行機で札幌に帰ります。 |
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