HOSHINOTAKASHI


ついに国内開発された、燃料電池  2005年2月

ついに夢のエネルギーが実用化へ向け、
その一歩を踏み出した。
燃料は酸素と水素。廃棄物は水である。

道議会の前エネルギー委員長として
試乗させていただいた。

以下のコメントは、ダイアリーより再掲。


ホンダが世界で4台の試作車を製造 道議会中庭


中学校の時に習った水の電気分解。その逆が燃料電池の仕組みだ。つまり水素と酸素を結合すれば電気が起きる。

昔、ヨーロッパで研究されていたものを直訳したため、「電池」となっていて、誤解されやすいが、バッテリーではなく、発電システムである。

理屈の上では19世紀から主張されていた。発電に伴う廃棄物は生成される水だけだ。まさに夢のエネルギー。

それを車のホンダが開発した。その燃料電池を搭載した試験車はニューヨークに2台、北海道に2台宣伝用として配置されている。

なにしろ燃料は酸素と水素だけ。水素は天然ガスから取り出すが、画期的なことである。物理学者を志した(?)私としては、極めて興味が深い。実験用といえども、私が生きている内にお目にかかれるとは思ってもいなかった。北ガスのガス栓にホースをつなげば、静かに力強く自宅で発電機が仕事を始める日は近い。


HOSHINOTAKASHI